2007年04月28日

スリランカより愛を込めて−クキさんの防災共育レポート4

 タララ村での防災共育プログラムに「防災マップづくり」があります。日本では最近多彩になり、従来のようなペーパーの上に描くだけではなく、マップも布で作ったり、パッチワーク風にしたり、またその大きさも舞台の段通ほどの巨大なものまで出来ています。しかし、タララ村では子どもたちの発想で、発泡スチロールの上に模造紙を貼って、そこに基本的な地図を書き、その上に立体的に工作した建物や木々を刺してつくるという方法で、これをクキさんは「立体型(発泡スチロール手法)」と表現しています。面白いのは、「地面手法」といって道路の土の上に地図を描き、土の上に工作物を差し込んでいくといくとうやり方です。屋外での活動の場合に子どもたちが考えたのですが、残念なのは保存が出来ないということです。唯一写真を撮っておいて保存するしかありません。ただ、まちづくりワークショップで時々使う手法ですが、箱庭風にしてその中で地図をつくるといことは可能かと思いますので、今度チャレンジして見ます。

 それにしても子どもたちもいろいろなアイデアを出してくれます。子どもたちの提案を、リーダーも含めクキさん達が協議し決定して行きます。実は先に紹介した「知恵があれば人生は光る」と命名したのは、現地の中学生です。余談ですが「知恵」って、仏教では「智慧」と書き、「悟り」を意味するそうです。子どもたちの感性って、ほんとに凄い!

郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に「タララ基金」と書いて下さい。

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2007年04月27日

スリランカより愛を込めて−クキさんの防災共育レポート3

タララ村の子どもたちやリーダー達の紹介なども、HPにて追々紹介させて頂きます。今年の1月17日、阪神・淡路大震災から12年を迎えた後、「タララ村の子どもたちのメッセージ展」を開催しました。それはタララの子どもたちが阪神・淡路大震災の被災者のために描いてくれた絵画で、一人ひとりの紹介もしています。当センターの近くに来られましたら是非この作品も見て下さい。

 さて津波以降、スリランカプロジェクトにご支援下さっていることにあらためて感謝を申し上げますが、津波発生から2年半が経過しCODEの財源も厳しくなっています。すでに紹介させて頂きました助成金も受けましたが、誠に恐縮ではございますがあらためてみなさまにご寄付のお願いをさせて頂きます。災害支援に対する寄付は、どうしても直後の緊急時にしか集まりません。しかし災害後の「復興支援」も大切なことです。阪神・淡路大震災から12年を経験したKOBEの被災地のみなさまは痛切に感じてきたことです。そこでCODEが行っているスリランカ・防災共育プロジェクトに関しての基金として「タララ基金」を募りたいと思いますので何卒ご協力のほどお願い致します。期限は2008年3月31日とします。タララの子どもたちは、時にはガソリンスタンドで窓拭きをしたり、また住民がバザーをして協力してくれたり、またタララ以外の支援者が寄付をしてくれたりと自助努力もしています。しかし、活動を切りつめて切りつめて行っています。是非、ご協力をお願いします。

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*通信欄に「タララ基金」と書いて下さい。

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2007年04月26日

スリランカから愛を込めて−クキさんの防災共育レポート2

 読者のみなさまは、防災「共育」という漢字を使ったことに「?」と思われるでしょう。クキさんは、NGOの経験が豊富でもなく、防災教育の専門家でもありません。阪神・淡路大震災の被災者として、津波被害を受けたタララ村の子どもたちと体当たりで、まさに「痛みの共有」を体感しながら、「減災」のために取り組もうということから、このCODEのプロジェクトに関わって来ました。クキさんが赴任してから間もなく「教育っておかしいよね!防災教育って、別に一方的に教えるものでもないし、むしろ子どもたちと共に学ぶというか、もっというと子どもたちに教えられているんですよネ!」という実感から、防災共育としています。
(余談ですが、教育するという英語のeducateは、「引き出す」という意味もあるそうです。奥が深いなぁ?)

さて、今年度の年間プログラム計画が出されており、写真と共に届いていますが、詳細については追々HPにアップしていきますのでご覧下さい。プログラムを要約しますと、3つの手法による防災マップづくり(中身をお楽しみに!)、防災ソングやお絵かき、避難看板づくりなど、そして”元気の渦”プログラムがあります。一つひと
つの説明は次号からしていきます。しかし、圧巻は”おばあちゃんの知恵袋集め”という活動です。何故圧巻かというと、おそらく上がってくる成果を予測すると、まさしく”足湯ボランティアのスリランカバージョン”なのです。寄り添うことと聴くことから知恵を集めようと言う手法です。阪神・淡路大震災で初お目見えし、新潟県中越地震で育ち、そして今回の能登半島地震にもつながるという足湯が、形を変えてスリランカでも活躍するということでワクワクします。このレポートも楽しみにしておいて下さい。
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2007年04月25日

スリランカから愛を込めて−クキさんの防災共育レポート リニューアル創刊号

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 CODEはみなさまのご支援を受けて、2004年のスマトラ沖津波災害直後から、スリランカ東部に入り防災教育の可能性を探り、その後南部ゴール県やマータラ県でも同防災教育はじめ、漁業支援・保育所幼稚園建設支援を重ねて参りました。あらためてお礼を申し上げます。

 CODEは原則的には緊急支援を行うNGOではなく、阪神・淡路大震災などの経験を生かして、その後の「復興支援」に重点をおいて災害後の援助活動を行うNGOです。「復興支援」の中でも、次世代に語り継ぐという活動が大切であることは、阪神・淡路大震災からこの12年間にわたっても強く言い続けてきました。そういう思いから、語り継ぐ場としての保育園や幼稚園、あるいは漁村というコミュニティ、あるいは地域の重要なシンボルである寺院などのフィールドでの人材を確保しながら、この2年半にわたって活動をして参りました。

 中でもその防災教育のファシリテーターとして、スタッフの濱田久紀(以下「クキさん」といいます)を現地に派遣し後方支援をしてきました。クキさんは、1年間のUNV(国連ボランティア計画)との契約が終了し、その後1月からも引き続き南部マータラ県コッタゴダ地区タララ村で防災共育を続けています。実はこのタララ村は、クキさんがはじめてスリランカに入り、初期の防災共育を開始した村で、それだけに思い入れの強い村でもありますが、1年にわたってタララ村の子どもたちはじめお母さんやお父さん、石工、漁師、ツクツクのドライー、寺の僧侶などさまざまな市民・住民と歩んで来ました。今はタララ村に住居も構え、”永住?も辞さず”という覚悟で日々活動をしています。これまでスリランカレポートが滞っていましたことをお詫びすると共に、これからはリニューアルした気持ちでのレポートをお届けしますので楽しみにして下さい。

 なおCODEは、とりあえず今年度のクキさんの活動を全面的に支援することを決定したことと、このタララ村での防災共育の一部は「公益信託 今井記念海外協力基金」の助成を受けていることをつけ加えておきます。そしてこのプロジェクトは「プラトナ・チャイルドクラブ」という子どもたち自信の手でつくったクラブとのコラボレーション・プロジェクトです。ちなみにこのクラブの歌があり、そのタイトルは「知恵があれば人生は光」です。
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